おもてなしの極みを味わう旅──ふふ河口湖で心ほぐれる滞在を

以前訪れた「ふふ日光」での滞在が忘れられず、「今度は別の“ふふ”へ行ってみたい!」と思い、富士山の麓に佇む『ふふ河口湖』へ。
結果から言うと……今回も大正解でした!
チェックインから始まる癒しの時間
まずはロビーで冷たいお茶をいただきながらひと休み。
木々に囲まれた空間は、まるで森の中にいるよう。チェックインはお部屋に着いてから。
この時、まわりのゲストは外国人の方ばかり。ちょっと不思議な空気感があって、それもまた旅の特別感。
特別なアクティビティも参加できます。(要予約・有料)
お部屋へ向かう通路。薪がたくさん積んでありました。
香りと静けさに包まれた客室(102号室)
お部屋の扉を開けた瞬間、ふわっとウッディーな香りが広がります。
溶岩石にしみ込ませたアロマは、ふふ河口湖オリジナル。リゾート感のある香りに心が緩みました。
室内はシンプルで落ち着いたトーン。暖炉が設置されていて、希望すればスタッフが火を灯してくれます。ゆらゆら揺れる炎を眺めるだけで、自然と深呼吸。
細かな工夫にも心が躍ります。
トイレットペーパーは三角折りではなく、なんと“富士山折り”!トイレはすべて全自動。
冷蔵庫には溶岩石入りのミネラルウォーターがフリードリンクとして用意されていて、おかわり自由なのも嬉しいポイント。
お味はそこまで味の違いは分からなかったなぁ。。。
ふだがついているもの以外は全てフリー。まずはビールで乾杯。
そして極めつけは、半露天の客室温泉。
立つとちょうど富士山が見える絶妙な設計(この日は残念ながら曇り…!)。透明で柔らかな湯を、好きな時に何度でも楽しめる贅沢さ。5月下旬は暑くも寒くもなく、ちょどよく気持ちよくお風呂に入れました。
アメニティはふふオリジナル。ベルガモット香る化粧水や乳液、ウッディー系のボディジェルとハンド・フェイスソープが揃っていて、香りに癒されました。ウッディー系はふふ河口湖オリジナルなので、お部屋の香りと同じもの。こだわりを感じますね。
洗面台には防水のポータブルテレビ。
ドライヤーはダイソン。
歯ブラシ・ボディータオル・シャワーキャップ・ヘアゴム・カミソリ・ブラシ
バスタオルとバスローブ
部屋着とガウン(左側)パジャマ
タオル類や溶岩ドリンクは入り口横の扉に入れておけばいつでも交換してくれます。
ウエルカムスイーツ。
本格コーヒーが味わえると思ったらドリップコーヒーだったのは残念。
ベット横の明かり調節。イラストでわかりやすい。
地元の恵みを味わう夕食
夕食はゆっくり20時にしてもらいました。
レストラン山のは。
お酒が飲みたかったので、ペアリング付きに。
最初から最後までテンポ良く、料理ごとに緩急がついていて、まさに“ここでしか味わえない”特別感がありました。
中でも印象的だったのが、藁で炙った鰹。テーブルのそばで炙ってくれて、藁の香りがふわっと漂います。「鰹が藁と仲良しでくっついてきちゃうんです」なんて一言にも、ほっこり。
〆のご飯はおにぎりにしてお夜食に。
最後の回だったこともあり、ペアリングのお酒を多めに注いでくださる嬉しいサービスも♪
レストランは1組ごとにしっかりとした衝立で仕切られているので、顔は見えないのですがざわつき感があり、もう少しプライペートな空間が欲しかったなと思いました。
暖炉の炎で
夕食後はロビーの前のソファで焚き火がされていたので、涼みながら炎を堪能。静かに燃える炎を眺めながら、何も考えずに過ごせる時間が最高に贅沢。
そしてお部屋に戻ってからも、暖炉に火を入れてもらい灯りを楽しみました。
2日目の天気予報は曇りのち雨
天気予報では初日曇り、二日目は雨予報だったので初日に富士山が見えなかったので富士山ビューは諦めてたんですよね。それなのに、2日目の窓の外を見てみたらくっきりと堂々たる富士山が見えるではありませんか!感動。よかった、全室富士山ビューのふふ河口湖で富士山が見れて。
お風呂にも入りながら、富士山を堪能できました。
朝ごはん
朝食は同じレストランでしたが席が異なりました。
夕食は庭に面した1段目だったので、外がよく見えた(といっても夜だから暗くて焚き火がみえるぐらい)けど、朝食は2段目。上を見上げれば富士山が見えるけど、庭は見えない。ちょっと閉塞感あり。でも、富士山がメインだからいいのかな。
おめざのアールグレイティーゼリー
黒毛和牛と煮豆の豆腐グラタン
朝食は、ちょこちょこ盛りだくさんなプレート。富士五湖をイメージした器は全部が繋がっていてびっくり。
苦手な食材を事前に伝えていたら、ちゃんと別の具材に変更してくれていました。しかも提供時にも「変更してあります」と丁寧に説明してくれて、安心感◎。ありがとうございます。
メインの鰈と富士桜ポークのベーコンはふわっと柔らかくて、骨もなく食べやすい!
卵かけご飯も、シェフおすすめの食べ方を聞いて美味しくペロリ。
卵かけご飯はどちらかというと苦手な方なんだけど、シェフのおすすめの食べ方と言われたら食べてみたくなってしまったよ。
最後は紅茶とメロン。ごちそうさまでした。
二日目のテラス席。ここにも緑がたくさんあります。
夜の焚き火、大浴場、静かな贅沢
大浴場も利用しましたが、ほぼ貸切状態でのんびり。
誰もいなかったので写真撮らせていただきました。
タオルやアメニティも完備だなので手ぶらで行けちゃいます。
鍵付ロッカーがあって安心。
女性用はミストサウナだったのが少し残念(男性はドライサウナ&水風呂付き!)。ミストは温度やタイマー表示もなく、ちょっと物足りない印象でした。ドライヤーが引き出しの中にしまわれていて使いづらかったのも、改善されたら嬉しいな。
大浴場にはビール・コーヒー牛乳・ソフトドリンク・溶岩ウォーター・アイスキャンディーが用意されていてお風呂上がりにゆったりと過ごすことができました。
最後に──また必ず帰ってきたい場所
ふふ河口湖は、とにかく“おもてなしの心”が満ちている場所。チェックアウトも、リピート客限定のプレミアムチケットを使って12時まで延長してもらい、朝もゆったり。
スタッフの所作、香り、器、景色…すべてに癒された滞在でした。
これから訪れる方には、「宿に泊まることを目的にしていい」と胸を張っておすすめしたいです。
──今のところ、“ふふシリーズ”、ハズレなしです!
ホテル情報
🏡ホテル名/ふふ河口湖
📍住所/山梨県南都留郡富士河口湖町河口字水口2211-1
🗓チェックイン14:00/チェックアウト11:00
📞電話/0570-0117-22
🚗駐車場/あり
🛜Free Wifi/あり
📷インスタ投稿は👉こちら
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