受験生は親が考えているより深刻に悩んでいる
11月 希望校を絞る時期
私立の個別相談会に参加したり、中学校でも三者面談を行いました。
12月になると中学校に希望校を記入し提出しないといけなくなります。
漠然と「あそこの高校に行きたいなぁ〜、行けたらいいなぁ〜。」から
「絶対この高校に入る!」と気持ちを決めないといけない時期になってきてしまいました。
我が家の受験生は県内でもトップクラスの公立高校を希望しています。
おいおい、本気かよっっとつっこみを入れたい気分。
でも本人が行きたい!というのならば止める必要はないと思っていましたが、
偏差値はまったく合格圏内になっていないのに、勉強は塾だけで家で必死に勉強する仕草が見られません。
スマホの漫画を見ながらヘラヘラ笑ってる暇なんてないと親の私は思うのです。
のんきな受験生
全く本気度が見られない中、塾をサボりました。
しかも、塾の特別授業。
体調が悪かったのか、5時間寝ていました。
寝不足は寝るのが遅いためで、時間管理不足。
体調も大体予測できていることだったので(女の子の日)、薬で対応できるところです。
トップクラスの高校に入りたいと口で言っているだけで、見合った行動ができていない!
一体どういうつもりなの??
ああ、思春期。ああ、青春!?
5時間寝てスッキリしたのか、テレビをのんきに見ている受験生の長女。
トップクラスの高校に行きたいんだったら、塾には行くべきだったこと、普段から勉強する必要があること、そして、希望校や気持ちを聞かせて欲しいと話をしました。
普段から自分の考えや気持ちを言わない子です。ずっとだんまりで首を振るだけです。
受験は自分の人生全てではないけれど、親の希望ではなく、自分の望み通りに進路を進めてもらいたいと思うのです。
根気強く話をしていたのに、外野のばーちゃんが先回りして「そんな勉強もしていないのに、トップクラスの高校に行くなんて口だけじゃダメなんだよ!!!」とブチギレ。
ゴミ箱がひっくり返り、部屋がぐちゃぐちゃに。
ばーちゃんも普段から塾、北辰テスト、高校の説明会や習い事の送迎と長女にかなりの時間と体力を費やしている。
それだけ本人に期待しているのに、本人の態度が見合ってないことに堪忍袋の緒が切れたのだろう。
すると 長女は「こんな私は死んだらいいんだ!!」と泣き叫び、
その状況を見ていた次女も泣き出す始末。
誰か助けて〜〜( ;∀;)
旦那いないから、私がどうにかしなきゃいけないよね!?
抱えてきた気持ちを吐き出す
ゆっくりと話せる環境にして、じっくりと長女と2人で気持ちを話し合いました。
すると、大人しい長女は爆弾をいくつも1人で抱えていました。
- 志望校を聞かれた春には、高校をあまり知らなかったからトップ高校を言ったこと。
- 期待が大きすぎて後に引けなくなったこと。
- 何でも話せる友達がいないから、どうしていいかわからくなったこと。
- こんな自分は死んでしまえばいいこと。
- でも迷惑をかけたくない。
- こんなことを考えているのは精神がおかしいからだ。
- 自分はおかしいことが気になって勉強も手につかないこと。
などなどなど。
出てくる出てくる長女の本音。
なんでそんなことを考えてるの?なんで話さないの?アホやなぁーって呆れつつも、思春期真っ只中の心の成長を感じてほんわかした気持ちにもなりました。(本人泣きじゃくってたけど)
約1時間、泣きじゃくりながらずっと一人で抱えてきた気持ちを吐き出しまくりました。
そして、第一希望校決定へ
そして、本題。
受験生として希望校をどうするかという本題に。
本人はどこに行きたいかわからないということだったので、
絶対これだけは譲れないポイントと、学力のレベルと、通いやすさを本人の希望を聞きながら
決して押し付けにせず決めていきました。
今回の話し合いの結果、私立の単願で行くことになったので、受験生生活は少し短くなりそうな気配です。