須田貝ダムと矢木沢ダム訪問記録

須田貝ダムと矢木沢ダム訪問記録

2つの異なるダムを巡る――須田貝ダムと矢木沢ダム訪問記録

須田貝ダム――静かな美しさを感じるスポット

須田貝ダムは、訪れる前からその規模が小さめであることは知っていましたが、実際に訪れてみると、その小ささの中にもダムならではの魅力を感じました。ダム本体には登っていませんが、ダム全体を見渡せるスポットが用意されており、ここから眺めるダムは、自然の中に静かに佇む姿がとても印象的でした。

この写真スポットは、須田貝ダムを訪れるなら必ず立ち寄っておきたいポイントです。シンプルながら、ダムの全体像を美しく捉えることができ、記念写真にも最適です。

残念ながら、資料館が休館していたため、ダムカードをもらうことはできませんでしたが、それでも訪れる価値は十分にあります。ダムの役割や設備について知ることができたのは、現地での案内板やインターネットでの情報収集によるもので、須田貝ダムは水力発電や洪水調整を行っている重要な役割を果たしています。特に、自然に溶け込んだその姿は、小規模ながらも美しい景観を楽しむことができます。

矢木沢ダム――巨大アーチが生み出すスリルと迫力

一方で、矢木沢ダムは須田貝ダムとは対照的に、大規模なアーチ型ダムです。私が訪れた際、その巨大なアーチ型の構造に圧倒され、まさに「これぞダム!」といった感動を覚えました。

矢木沢ダムの見どころは、なんといってもその上からアーチを覗き込む瞬間です。手すり越しに下を覗き込むと、その高さに足がすくんでしまい、吸い込まれてしまうような感覚に陥ります。このスリル感は、実際に訪れてみなければ体験できないものです。

ダムカードもここで無事にゲットできました。

カードには矢木沢ダムの壮大なアーチが美しく描かれており、手元にその記念が残るのはとても嬉しいことです。

しかし、残念ながら私が訪れた日は、ダムの放流イベントが行われていなかったため、通常設置されている写真スポットはありませんでした。どうやら、放流イベント時にだけ特設の写真スポットが設置されるようです。

ダムと自然の融合を楽しむ

須田貝ダムと矢木沢ダムのどちらも、それぞれ異なる魅力を持っており、1日で2つのダムを巡ることはとても充実した体験となりました。

須田貝ダムの静けさと、矢木沢ダムの壮大さ。

そのコントラストがとても面白く、両方のダムが自然と調和して存在している様子が印象的でした。

ダムに興味がある方はもちろん、自然の中でリラックスしたいという方にもぜひ訪れてみてほしいスポットです。

須田貝ダム

  • 型式: 重力式コンクリートダム
  • 堤体積: 25.6万m³
  • 堤高: 64.0m
  • 堤頂長: 191.0m
  • 貯水池名: 須田貝貯水池
  • 流域面積: 162.1km²
  • 湛水面積: 1.5km²
  • 竣工: 昭和37年

矢木沢ダム

  • 型式: アーチ式コンクリートダム
  • 堤体積: 85.6万m³
  • 堤高: 131.0m
  • 堤頂長: 352.0m
  • 貯水池名: 奥利根湖
  • 流域面積: 327.0km²
  • 湛水面積: 6.7km²
  • 竣工: 昭和41年