長女中学校卒業式 義務教育を修了して
長女が中学校を卒業しました。
親の私は、中学校ともなるとこういう式には慣れっこになってしまい、前日に着て行くスーツの再確認をするぐらいの余裕。
中学生は親子二人三脚のべったりではなく、影でひっそりと見守りサポートをしている感覚だったので、いつの間にか卒業式になってしまったというのが正直な感想です。
だから、卒業式で泣く事はないと思っていました。
厳かで熱意のこもった卒業式
卒業生入場で我が子が探せず、卒業証書授与で名前が呼ばれるまでどこにいるかがわからず…。
おいおい、親大丈夫か???
長い来賓挨拶が終わり、祝電披露で小学校時代の先生から祝電が入っていました。
すると一気に小学校時代の長女の姿が思い出されウルウルモードに。
ギターの上手な先生が授業参観でクラス全員で歌っていたこと、体育祭のよさこい踊りが素晴らしかったと長女が褒められたことなどがよみがえります。
答辞では、涙をこらえながら話す代表生徒の言葉に、生徒も先生も保護者席からもすすり泣きが聞こえます。
印象的だったのは、男の子が多く泣いていたこと。
答辞の途中に生徒の歌を挟んだのですが、指揮者の男の子が、涙を思いっきり拭いてから壇上へ上がったのです。
校内合唱祭で練習してきた成果でしょう。歌は綺麗にハモリ、卒業式を盛り上げます。
泣くはずはないと思っていた中学校の卒業式で、ハンカチが手放せないほどの感動を味わいました。
この3年間を振り返って
卒業式後に友達と先生と写真を撮ったりして、学校からの旅立ちを名残惜しんでた時、
つい3年前も小学校の門の前で同じ事をしてたなーと思い出しました。
まだ幼さは残るものの、大きくなった体格と行動範囲の広がりと思春期の歯がゆさが見られた中学の3年間でした。
大人になるとなかなか区切りってつけれない。会社を辞めるとか結婚するとか、自分で決めて一区切りをつけないといけないから、なかなかそう振り返る機会ってない。
でも、学生時代って、小中高大学って、否が応でも一区切りをせまられるなと。
また高校卒業の時に振り返って、充実した高校生だったって胸を張れるように、青春して欲しいな。